たばこ

インドのタバコメーカーに対する厳しい新規制により、タバコの生産ストップ

Pocket はてブ

インドでは、今年4月にタバコメーカーに対してパッケージ(前面背面含む)の85%をタバコの健康被害に関する写真の注意表示とする規定が政府により施行された。(それまではパッケージの前面40%のみだった。)

これはインドにおける喫煙に関連する死亡者が毎年100万人を超えることを現在のモディ政権が深刻視していることに基づき、注意表示だけでなくタバコにおける高税率やメディアを使った注意喚起などにも及んでいる。

もともとこの規定は1年前に施行予定だったが、タバコ業界からの反発により施行が遅れていた。しかし今回の施行により、パッケージ変更には時間的にもコスト的にも無理があるとして、インドの主要タバコメーカーが揃うthe Tobacco Institute of India(以下、TII)はメンバーになっているメーカー全てでそれぞれの生産工場の稼働をストップさせた。

TIIは、この生産ストップにより1日当たり35億ルピー(およそ5,250万ドル)もの生産価値に影響するが、全てのメーカーが生産をストップさせているわけではないことを強調している。なぜなら生産ストップしているのは法令を遵守して税金を納めている企業のみのためだ。TIIでは、この新規制が違法なタバコの取引を助長するのではないかと危惧している。また、タバコの生産に従事していた4,570万人もの雇用にも影響が出ている。

インドのタバコ産業をめぐる混乱は、これから人々の生活にもインパクトを与えそうである。

 

参考ウェブサイト:Link 

==========

今回の記事はいかがだったでしょうか?
当メディアの運営会社、HEALTHBANK PTE.LTDは、東南アジアにおける富裕層向け医療コンシェルジェサービス、ヘルスケア関連IT事業の展開、および日本のヘルスケア関連企業の東南アジアへの進出支援を行っております。お気軽にお問い合わせください。

Pocket はてブ