ウェアラブル 課題

ウェアラブルデバイスの医療進出に向けた課題とは?

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最近ではFitbitなどのフィットネストラッカーをはじめとする様々なウェアラブルデバイスが最新技術に敏感な人々を中心に身近なものとなってきているが、医療の現場では未だその域に達していない。

その理由を、Los Gatosの家庭医でありCapsico HealthのシニアクリニカルアドバイザーでもあるArun Villivalam医師が、カリフォルニアで開催されたHealth Technology Forum’s Innovation Conferenceにて述べた。

まずそもそもデバイスを採用する側、特にプライマリケアを行う医師にとっては、ウェアラブルデバイスが必ずしも必要ではないことが挙げられる。「医師達は変化を強く望みつつも極力リスクを回避しようとするため、フィットネス目的での使用と医療目的での使用には必要な機能等で差異が出てくる。」と、Villivalam氏は述べる。

そこで、医療目的でのウェアラブルデバイスの普及を考えた時の要件をVillivalam氏は以下の3つを挙げた。

1. 正確で、説明しやすい実用レベルのデータが計測できること。
リスク回避型の医師達にシステムが正確であることを証明する必要がある。

2. シンプルな設計で、余計な操作を必要としないこと。
医師たちは多忙なため、新しいデバイスを使用するために余分な作業が増えることは彼らにとって大きなマイナス要因となる。

3. データ管理に時間がかかり過ぎないこと。
テクノロジーの進化は時間短縮に繋がるが、そこから得られる情報量が多すぎるとそのデータ管理に時間をかけることになる。医師は、より多くの患者から常に多くの情報を得ることと、限られた時間をどう有効に使うか、のバランスを取る必要がある。

「これらの要件を満たさなければ、ウェアラブルデバイスの医療現場での実用化は難しいものとなるだろう。」とVillivalam氏は締めくくった。

 

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