Inspirate Medical

Inspirate Medical:睡眠時無呼吸症候群を抱える人々に向けた新しいマスクを開発

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シンガポールのInspirate Medical社は睡眠時無呼吸症候群(SAS)に悩まされている人へ向けて3DプリンターでカスタマイズできるCPAPマスクを打ち出した。それはなんと3.5億人、すなわち全世界の人口の5%の深刻な睡眠障害を抱える人に影響を与えるかもしれない。

睡眠時無呼吸症候群とは夜中睡眠サイクルを中断させ、眠っている間呼吸が止まる睡眠障害のひとつである。このことによって、たとえぐっすり寝られたとしても寝不足で疲労感を感じさせたりするだろう。もしあなたが睡眠中に大きないびきをかいていたり、ぐっすり寝られたと思っても疲労感が残っていたりした場合睡眠時無呼吸症候群の疑いがあるかもしれない。

睡眠時無呼吸症候群の治療法としてマスクを装着するCPAP療法(経鼻的持続陽圧呼吸療法)が挙げられる。CPAP療法の原理は、寝ている間の無呼吸を防ぐために気道に空気を送り続けて気道を開存させておくというものである。CPAP装置からエアチューブを伝い、鼻に装着したマスクから気道へと空気が送り込まれる。この睡眠中の着用によって、ユーザーにとってはより安らかな睡眠を得ることができる。

しかしながらInspirate Medicalは現在のCPAPマスクにはある問題があると気づいた。それはマスクを使っている人の実に90%もの人々が付け心地の悪さや装着時の痛みに不満を訴えており、50%の利用者がその不快感から、数回の利用の後使用するのを止めていた。それこそがInspirate Medicalが解決のために取り組んでいることである。彼らは最新の3Dプリンターの技術を用いて、個人にカスタマイズされたフルフェイスマスクを提供しているのである。そのマスクはフィット感があり痛みや不快感がなく、また迷惑な空気漏れのおそれもないと彼らは保証している。

Inspirate Medicalの今後の展望について、CEOのNorman Wanto氏は以下のように述べている。

Norman Wanto氏は彼らの製品は現在、規制をクリアした段階にあるという。そして製品を世に出すためにも他の全ての規制を2017年までにクリアしたいと望んでいる。また、オーストラリアやヨーロッパ、アメリカ、中国、日本などへ規模を拡大するためにそれらの国で資金提供者を探している。

Inspirate Medicalは完璧にフィットするようなカスタムインターフェースに集中しており、これはカスタムのインソールや義足ソケットなどあらゆるものに適応できるとし、ゆくゆくはそういったものにも拡大していければと述べた。

今後のInspirate Medicalの動向に注目だ。

 

Inspirate Medical:HP
参考:Link
睡眠時無呼吸症候群(SAS)について:こちら
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