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死に至る危険な感染症・類鼻疽:79ヶ国に感染拡大

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類鼻疽(Melioidosis:るいびそ)と呼ばれる危険で、症状の診断が難しく、致死率の高い危険な感染症が広がりつつある。ある調査によると、類鼻疽は、感染が報告されていない34か国を含む、79か国に広がっているとされている。

なお、類鼻疽は糖尿病や慢性的な腎臓の病気、アルコールの過剰摂取は感染のリスクを高める。

類鼻疽は、菌への接触や吸引、汚染された水の摂取によって感染し、症状が他の病気に似ているため診断するのが難しい。また類鼻疽菌は抗菌薬に対して抵抗力があり、治療法が確立されていないため致死率は70%を超える。

南アジア、東アジア、東南アジア諸国を含む太平洋沿岸地域、オーストラリアの熱帯地域、サハラ砂漠以南のアフリカ地域、南アメリカは流行地域になる可能性が高いと、ある研究で明らかになった。

「類鼻疽は100年以上前から確認されている感染症ですが、認知度は低く、流行地域の医療関係者の間でさえあまり知られていません。」上記、類鼻疽の共同研究者であり、タイのMahidol大学の准教授、Mahidol Oxford Tropical Medicine Research Unitの細菌学部門の局長であるDirek Limmathurotsakul医師は述べる。

類鼻疽は、南アジアや東南アジア、北オーストラリアの土壌や水に生息するバクテリア” 類鼻疽菌“に感染することによって発症し、彼らの研究は、実験データに基づいて、類鼻疽の拡散状況を世界で初めて算出した。

この研究は、Oxford大学とthe Mahidol Oxford Tropical Medicine Research Unit(タイ:バンコク)、the University of Washington(アメリカ:シアトル)、Mahidol大学(タイ)等の研究者によって行われ、Wellcome Trust(イギリスに本拠地を持つ医学研究支援等を目的とする公益信託団体)が資金を提供している。

「私たちは、この研究発表が流行地域にいる医療関係者の類鼻疽に対する認知を高めるきっかけになることを願っています。なぜなら、この感染症は早期の治療で治る見込みがあるからです。」Oxfordの研究者であり、この研究に携わっているDavid Dance医師は話す。彼は、25年前に類鼻疽の低い認知度に着目した最初の人物で、今はthe Laos-Oxford-Mahosot-Wellcome Research Unitで類鼻疽を含めた感染症の研究をしている。

参考ウェブサイト:http://www.healthcareasia.org/2016/deadly-tropical-disease-poses-serious-threat/

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